相続税の税理士費用相場と失敗しない選び方|安く頼むコツも

相続専門家

相続税の申告を税理士に依頼するといくらかかる?「ぼったくられないか不安」「複数社で比較したい」――そんな悩みに答える、税理士費用の相場と選び方の完全ガイドです。

相続税の税理士費用相場:遺産額の0.5〜1%

遺産額費用相場
3,000万円〜5,000万円15〜30万円
5,000万円〜1億円30〜80万円
1億〜2億円80〜150万円
2億〜3億円150〜250万円
3億円以上250万円〜(要見積)

あくまで目安です。不動産が複数ある、海外資産がある、相続人が多いなどの「複雑要因」があると追加費用が発生します。

費用の内訳

  • 基本報酬:遺産額に応じた基本料金
  • 加算報酬:相続人2人目以降、不動産物件数、非上場株式の評価など
  • 実費:戸籍謄本取得費、登記簿取得費、書類郵送費など
  • オプション:書面添付制度、税務調査立会い、相続登記

税理士費用を安く抑えるコツ

  1. 3社以上で相見積もりを取る:費用は事務所により2〜3倍違うこともある
  2. 明確な料金体系の事務所を選ぶ:「〇〇円〜」表記の不明瞭な事務所は注意
  3. 必要書類を自分で揃える:戸籍取得などを自分でやると費用カット
  4. 相続専門の税理士を選ぶ:効率的に作業するため結果的に安い
  5. 無料相談を活用:初回無料の事務所が多い、複数比較できる

失敗しない税理士選びの5つのポイント

① 「相続税専門」をうたっているか

税理士には得意分野があります。法人税専門の事務所に相続税を頼むと、特例の見落としで損する可能性大。「相続専門」「年間〇〇件の実績」と明記している事務所が安心。

② 料金体系が明確か

HPに料金表が掲載されているか、見積書を文書で出してくれるかをチェック。「ご相談後にお見積もり」型は後から追加請求のリスク。

③ コミュニケーションの取りやすさ

レスポンスが早い、専門用語をかみ砕いて説明してくれる、定期的な進捗報告がある、などの基本的な対応力が大切。

④ 書面添付制度を使ってくれるか

「書面添付制度」は税務調査の確率を下げる効果がある制度。これを採用している事務所は信頼度が高い目安。

⑤ 相続税以外の手続き対応

相続登記(司法書士業務)や遺産分割協議書作成など、関連手続きをワンストップで対応できる事務所だと便利。

まずは概算で「税理士に頼むべきか」を判断

「うちの規模で税理士に頼むべきか」を判断するには、まず相続税の概算額を出してから検討するのがベスト。

無料で複数の税理士を比較できるサービス

1社ずつ問い合わせるのは大変。無料の税理士マッチングサービスを使えば、希望条件に合う税理士を複数紹介してもらえて、費用も比較しやすいです。

※以下のリンクは広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

よくある質問(FAQ)

Q1. 税理士費用は相続財産から差し引ける?

相続税の申告のために支払った税理士費用は、債務控除の対象にはなりません。ただし、亡くなった人の準確定申告など被相続人の生前に発生した費用は対象。

Q2. 相続人全員でなく1人で依頼してもいい?

申告書は相続人全員で1通提出するのが原則。1人だけで依頼することも可能ですが、他の相続人の同意は必要です。意見が分かれている場合は、各自で別々の税理士を立てることもあります。

Q3. 自分でやる場合と税理士に頼む場合の差は?

自分でやれば費用ゼロですが、特例の見落としで税金を多く払う、税務調査に対応できない等のリスク。プロに頼むと費用はかかるが節税効果と安心感が得られます。一般的には依頼した方が「節税額>税理士費用」になることが多い。


本記事は2026年4月時点の情報に基づきます。費用相場は事務所により異なります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました